【海外移住1ヶ月前】日本にいる間にしておくことリスト
銀行の解約
多くの銀行は「日本に住所を持つ人」を対象にサービスを提供しています。そのため、海外移住をする人は解約しなければならないことが非常に多いです。三菱東京UFJ・みずほ・三井住友の3大メガバンクも基本的には日本に住所を持つ人向けのため、帰国予定の無い海外移住であれば解約しておいたほうが良いでしょう。
帰国予定のある一時的な赴任や留学であれば、登録をすることでグローバルサービスを提供してくれる銀行もたくさんあります。上記に挙げた3大メガバンクもそれぞれ出国前に申請をすることで、送金などのサービスが引き続き使用できます(使用できるサービスは限定されます)。
一方で、住所を日本国外に移住してもこれまでと同じか同等のサービスを引き続き利用できる銀行もあります。中でもおすすめはソニー銀行です。
海外移住用口座としてソニー銀行をおすすめする理由
- WEBで口座開設手続きがすべて完了する
(口座開設申込から口座情報やカードが届くまで1週間弱) - 海外で頻繁に使うデビットカードが標準装備
- アプリがシンプルで使いやすい(面倒な毎回のログインが不要)
- カードのデザインがオシャレ
- 外貨預金口座も簡単に開設できる
各種サービスの住所変更
クレジットカードなどを契約していると、大切な案内が自宅に届くこともあります。引っ越しをすると、引っ越し前に住んでいた場所に郵便物が届いてしまうこともありますが、それを解決してくれるのが郵便局の「転居・転送サービス」です。これを郵便局で申請しておくと、1年間は引っ越し前の住所に届いてしまった郵便物を、転居先(引越し先)に自動で転送してくれます。
しかし、郵便局の転居・転送サービスは転送先に本人がいることを前提にしていますので、たとえ転送先があなたのご実家だとしても転送先にあなたご本人がいない場合は受け付けてもらえません。海外移住で転居・転送サービスが使えない以上、郵便物の送り元(クレジットカード会社などのサービス提供元)の郵便物送付先をご実家やご家族の住所に変更しておきましょう。一度登録すればすべての郵便物が引っ越し先に届く転送サービスとは異なり、各サービス提供元すべての設定を1つずつ変更しなければならないので時間と手間がかかります。日本にいるあいだに少しずつ設定を見直しておきましょう。大切な郵便物が迷子になると大変ですからね。
携帯電話&インターネットの解約
海外で日本の携帯キャリアのサービスを使い続けると、費用が青天井にかかります。月数万円では収まりません。
海外で生活をするのであれば現地の携帯回線を契約し、新たに電話番号を取得したほうが絶対に良いでしょう。現地で様々なサービスを契約するときにも電話番号は必要なので、その意味でも現地の電話番号取得は必須です。
そうなると不要になってくる日本の携帯回線ですが、忘れないうちに解約手続きを終わらせておきましょう。契約内容や解約のタイミングによっては解約時に違約金が発生する場合もありますので、移住直前ではなく1ヶ月以上余裕を持って契約内容の見直しと解約依頼を行ったほうが良いですね。
数年後に帰国/一時帰国の予定がある場合や、どうしても今の電話番号を残しておきたい場合には大手3大キャリアの「電話番号/メールアドレス保管サービス」の使用を検討してもいいかもしれません。
*注意)以下の3大キャリアは電話番号/メールアドレスの保管サービスを提供していますが、格安SIM会社は提供していないところも多数あります。ご自身が使用されている会社のサービスを確認してみてくださいね。
docomo
手数料 :1,100円(税込)
月額料金:電話番号 440円(税込)、メールアドレス 110円(税込)
保管期間:最長6年間(保管中の使用は不可)
*ユニバーサルサービス料が数円単位で毎月発生
au
手数料 :2,200円(税込)
月額料金:電話番号+メールアドレス 409円(税込)
保管期間:最長5年間(保管中の使用は不可)
*ユニバーサルサービス料が数円単位で毎月発生
SoftBank
手数料 :3,300円(税込)
月額料金:電話番号+メールアドレス 429円(税込)
保管期間:最長5年間(保管中の使用は不可)
*ユニバーサルサービス料が数円単位で毎月発生