【筆者プロフィール】どうして国際結婚に至ったのか?
「なんでドイツに住んでいるの?」
「仕事は何をしているの?」
「どこでそんな素敵なポルトガル人の奥さんと出会ったの?」
こうした簡単な疑問にお答えできるようなプロフィール情報をまとめました!
プロフィールとざっくりした経歴
- 名前 :KAI
- 誕生年:1996年生まれ
- 出身地:新潟県
- 現住所:東京都文京区
- 新住所:ドイツ・ハンブルク(2022年10月~)
田んぼが広がる新潟県の田舎町にオギャと生まれる。心優しいKAI少年はすくすく成長し、無事に新潟県内の私立高校を卒業。都内の大学へ進学して英語系の学科を選択することに。「大学で英語を勉強しているなら海外に行かないともったいないよね」という一見真面目そうだけどまったく中身の無い理由で1年弱ほどオーストラリアへ留学。学部卒業後には外国人への日本語教育を深く学ぶため大学院に進学するも、「なんか働きたくなってきた」というリトルKAIの言葉を真に受け大学院を即中途退学。転職サイトで出会った都内の国際物流の会社に就職。その後2年半ほど勤めた都内の激ホワイト企業とさよならし、2022年の10月にドイツへ移住します。
語学が大好き!
大学の授業では言語学と英語学を専攻し、ダブルスクールで日本語教師になるための学校にも通っていたほどの語学好きです。でも実は高校1年生までは英語が1番嫌いな教科だったので、語学の勉強が苦手な方にもアドバイスができると思います:)
初めての英語の授業は小学校高学年のことでしたが、おませでシャイだったKAI少年はゲームや歌を通じた授業が恥ずかしくて馴染めず、なんとなく英語に苦手な印象を持つことに。そしてその「なんとなく嫌い」は中学校に入って確信に変わりました。何度授業を受けても文を自分で作れません。疑問視(whatなど)が出た日にはもうお手上げで、もちろんそんな日々を過ごした結果テストは目も当てられない状況に。中学3年生のときには保健室に行くと言って授業をサボり、誰も通らない階段で趣味のペン回しにふけっていました。
運命の出会いは高校1年の春。担任が英語の先生だったのです。呂布カルマさんのような見た目だった先生を目の前にして授業をサボることなどできず、久しぶりに真面目に英語の授業を受けてみたKAI少年。・・・わかる、わかるぞ?!先生が言っていることが理解できる!なんとこの呂布カルマ先生、英文を1単語1単語解説してくれるとても丁寧なイケおじだったのです。「よく使う単語やフレーズをなんとか覚える」といった漠然とした勉強ではない、疑問を論理的に1つ1つ解決してくれる呂布カルマ先生の授業は私の正確にピッタリでした。英語の勉強の仕方を学んでからは英語を好きになるまでは早かったです。中学校1年生の教科書を開き、簡単な文でも解説ができるようになるまで単語の働きや使い方を調べることで、どんどん複雑で長い英文も読めるようになりました。呂布カルマ先生には頭が上がりません。お世話になりました!
せっかく高校で得意になった英語ですので、大学でも英語を専攻することに。英語「で」世界情勢や各国の文化を学んだり、英語自体の歴史や文法規則などを学びました。大学の授業は面白かったのですが、やっぱり実際に海外で英語を話したいと思うようになった私は、大学3年生でオーストラリアへ留学。そこで日本に興味を持ってくれていた現地の学生に日本語を教える楽しさに目覚めた私は、帰国してから日本語教師になるための学校にも通い始めました。大学x日本語教師学校のダブルスクールです。忙しい日々でしたが、学校を卒業するまで楽しい毎日を過ごしました。こうした経験が重なり、今では言語学が大好きになりました 🙂
ドイツ出身ポルトガル人の妻がいます。
妻はドイツで生まれ育ったポルトガル人女性です。妻とはお互いが大学生のときに留学先のオーストラリアで出会いました。妻が先にドイツに帰国してからの5年間の遠距離恋愛はなかなかハードでした。特にコロナが始まってから2年間は全く合うことができず辛かったですが、そこはなんとか二人で乗り越えました。現在はドイツで一緒につつましく生活しています。普段はとても仲良しですが、もちろん意見が食い違うときもありますね。「これは文化の違い?それとも妻の考え方?」と頭を悩ませる時間ですが、それはそれで楽しんでいます。
職歴~何してた人?~
大学院を中退してからは、フォワーダーという仕事をしていました。日本で作った高性能な機械を輸出したい会社様や、海外の高級な家具を輸入したい会社様などのために船や飛行機などの輸送手段を手配するお仕事です。貿易は輸出する人と輸入する人がいないと成り立ちませんので、毎日世界中の方々とメールや電話でサービスやスケジュールのご案内をしています。日本語は通じないので、海外とのやりとりはすべて英語です。漠然としたお客様のニーズに対して、多くの組み合わせの中からベストな輸送プランを提案することでご満足いただけるようにします。まるで頭を使うボードゲームのようで、とても面白いお仕事でした。
また、英語を「嫌い」から「好き」に変えた経験や、仕事での世界中の方々とのやりとりの経験を活かし、土日や平日の夜にはオンライン英語塾の講師もしていました。学習者さんは大学受験を控えた高校生さんや、海外への事業拡大を控えた社長さんなど十人十色。私自身高校1年生まで英語が大嫌いだった経験をお話しすると、なぜか多くの学習者さんに喜んでもらえたのを覚えています。
現在はお仕事を一旦辞めて、22年10月からのドイツでの新生活の準備をしています。