長時間エコノミーでも快適に過ごせる機内持ち込み荷物のおすすめ8選

2022/10/24
 
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ドイツ・ハンブルク在住。妻はドイツ出身のポルトガル人。日本ではTOEIC850を武器に国際物流会社で世界中の会社と取引を行う。また、副業として社会人向け英語塾講師として経営者・受験生の方々の英語学習のサポートもしていた。結婚とドイツ移住を期に両方退職。A1(初級)レベルのドイツ語力でハンブルクに移住。好きな料理はたこ焼き。

「初めて(久しぶり)の長距離フライトで疲れちゃわないか不安…。」

コロナの規制が落ち着いて海外旅行のハードルが下がってきたので、飛行機に乗る方も増えてきたと思います。そこで、見落とされがちだけれどフライトの快適さを大きく上げてくれるグッズを、その理由と一緒にご紹介します

日本とドイツの超遠距離恋愛を5年間続けた中で何度も長距離フライトを経験してきた筆者が、実体験から「これこそ必要だ!」と思ったものに絞ってお伝えします。(筆者のプロフィールは記事の一番下にあります。)

長距離フライトを快適に過ごすためのキーワードは【普段の生活】【安心感】です。

長時間エコノミーにおすすめのアイテム9選

長距離のエコノミーフライトを快適なものにしてくれるグッズは以下の9つです。

  • お菓子
  • ペットボトルの水
  • アルコールシート
  • イヤホンと変換アダプター
  • 慣れ親しんだ動画(ダウンロードしておく
  • しっかりクッション性があるアイマスク
  • 目薬
  • ゆとりとクッション性があるスリッパ
  • 上記のグッズをまとめる袋

それでは1つ目のお菓子から解説していきます。

お菓子

長距離のフライトになると、途中で甘いものが必ず食べたくなります。ほっと一息ついたりリフレッシュするために、お菓子はぜひとも機内に持ち込みたいアイテムです。おすすめは飴・ガム・グミ・チョコ・ラムネなどの一粒ひとつぶになっているものです。

液体物でなければ出国時の保安検査も問題なく通過できるので、フライトの前日や当日にコンビニで好きなお菓子を買っておくといいでしょう。

ペットボトルの水

よく聞く話ですが、飛行機の中は乾燥していて水が欲しくなります。もちろんCAさんにお願いしたら水はいただけますが、わざわざ何度もお願いするのは申し訳なく感じてしまいますし、一番緊張して喉が渇く離着陸時には飲み物をいただくことができません

手荷物としてペットボトルの水を持ち込んでおけば、いつでも好きなときに飲めるという安心感があります。

出国時の保安検査後に購入したものでしたら1リットルでも持ち込めますので、免税店や自動販売機でぜひ買っておいてください。

アルコール除菌シート

食事の前に手を拭いたり、飲み物をこぼしたときにテーブルを拭いたりなど、なにかと便利な除菌シート。アルコールが入ったものでもシートであれば問題なく持ち込めます。かさばるものではないですし、フライトの前後でも使えるので1つはバッグに入れておくと安心感があります。

ノイズキャンセリングイヤホン&有線イヤホン用の変換アダプター

ノイズキャンセリングイヤホンを持っていると飛行機特有の大きなエンジン音がカットできるので、長距離フライトでも快適な睡眠がとれます。最近はAnkerなどの有名メーカーからも一万円ほどで購入できるお手頃価格のイヤホンがでていますので、ノイズキャンセリングイヤホンを持っていない方はこれを機に購入されてみてはいかがでしょうか。

ただワイヤレスイヤホンの場合は耳から落ちて座席の下に落ちてしまう危険性がありますので、不安な方にはお高めですがノイズキャンセリング機能のあるヘッドホンがおすすめです。(筆者は寝ているときに耳から落ちて後ろの座席の方の足元に転がってしまった経験がありますので、ヘッドホンをおすすめします。)

また、普段使用している有線イヤホンを使って機内で映画を見たい方もたくさんいらっしゃることでしょう。ただ、有線イヤホンと機内エンターテイメントをつなげるためには、イヤホンジャックの変換アダプタが必要なことがほとんどですAmazonで200円ほどで買えますので忘れずに買っておきましょう。

慣れ親しんだ動画(ダウンロードしておく)

何度も長距離フライトを経験してきた筆者ですが、意外と機内エンターテイメントで映画を見ないことが多いです。気になる作品が無いことも多いですし、意外と画面の光が強いので目が疲れるからです。

しかし、何か見たり聴いたりしていないと流石に15時間以上のフライトは辛いのは事実…。

そんなときのために、筆者はこれまで何度も繰り返し見たことがある映画やYouTubeの動画などを沢山スマホにダウンロードしています

見慣れた動画を飛行機の中でも見ることで日常生活と同じことをしているという安心感が得られますし、流れをすでに知っている動画であれば画面を消してラジオ感覚で聞き流しながら寝ることもできます

どれだけ日常と同じことをできるかが、長時間のフライトを快適に過ごすためのポイントです。ぜひ慣れ親しんだ動画をダウンロードをしてからフライトに臨みましょう。

しっかりクッション性があるアイマスク

長距離フライト中のほとんどの時間は窓のブラインドが閉められたままなので外から光は入ってこないのですが、近くの人の機内エンターテイメントの画面や読書灯が意外と眩しいんです…。寝るときのためにアイマスクがあるといいですね。

見落としがちなポイントですが、目に当てる部分がお椀型のようになっていて圧迫感の無いものがおすすめです。よくあるペラペラのものではなく、1,000円前後のクッション性のあるもののほうがしっかり守られているという安心感があり快適に過ごせます。安物買いの銭失いにならないようにご注意を。

目薬

飛行機内は乾燥しているので、喉だけでなく目も乾きます。しょぼしょぼしてくると機内エンターテイメントを楽しみづらくなりますし、単純に不快なんですよねちょっと気分を変えたい時のリフレッシュとしても使えますし、目薬はかさばるものではないので1つ用意しておくことをおすすめします。

*液体物の持ち込みルールは使用するエアラインのページをご確認ください。

>ANAのページはこちら

>JALのルールはこちら

ゆとりとクッション性があるスリッパ

靴の中の蒸れやむくみは長時間フライトの大敵です。2時間もするとすぐに辛くなってきます。

靴だけでなく靴下も脱ぐことで快適に過ごせますが、ただ裸足になっただけでは周りの方の迷惑にもなりかねません。筆者はCAの方が裸足になっている乗客に対して靴下を履くように伝えていいらっしゃるところを何度も見ました。

しかし裸足になってもスリッパさえ履いていればそんな心配はありません。そもそもビジネスクラスやファーストクラスではスリッパを貰えることを考えるとどれだけ大切なグッズかがわかります。スリッパを履いていればトイレに行くのに靴にわざわざ履き直す必要が無いので楽ですよね。

①通気性がある ②クッション性がある ③ゆとりがある の3点がそろっているスリッパがおすすめです。また、個人的に携帯用の折りたたみスリッパはペラペラで安心感が無く、”快適に過ごす”というメリットを感じられないので、多少かさばってでもきちんとしたスリッパを買うことをおすすめします。

*離陸時は安全のため靴を履き替えることができないので、シートベルトサインが消えてからスリッパに履き替えましょう。

上記のグッズをまとめる袋

機内に持ち込む荷物の全てをまとめた大きいバッグは、フライト中に手元や足元に置いておくとかなり邪魔です機内で使うものや貴重品を小さくまとめたポーチのようなものを準備しておくと邪魔になりませんし、物要りのときにわざわざ立ち上がって荷物棚から大きなリュックを下ろす必要もありません

搭乗したらリュックから便利グッズをまとめた袋を取り出すだけで、機内で快適なフライト時間を過ごす準備は完了します。貴重品を入れる場合は盗られてしまわないように、①袋の口が締まるもの ②中身が見えないもの ③手首や座席の肘置きにかけておけるようなヒモがついているもの を選びましょう。

100円ショップで買える水着入れでもまったく問題ないので、絶対に1枚は用意しておきましょう。

【最後に】いかに”日常”を機内に持ち込むかが重要

今回ご紹介した便利グッズは、筆者が実際に長時間のフライトを何度も繰り返したことで重要だと気づいたものばかりです。快適なフライトを過ごすのに最も大切なことは、飛行機の中でも普段と同じように生活することです

ご紹介した便利グッズは見落としがちですが、”日常”を飛行機内に運んできてくれます。

目的地に到着したらすぐに元気に活動をスタートさせられるように、ご紹介したグッズを使ってできるだけ快適なフライト時間をお過ごしください!

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ドイツ・ハンブルク在住。妻はドイツ出身のポルトガル人。日本ではTOEIC850を武器に国際物流会社で世界中の会社と取引を行う。また、副業として社会人向け英語塾講師として経営者・受験生の方々の英語学習のサポートもしていた。結婚とドイツ移住を期に両方退職。A1(初級)レベルのドイツ語力でハンブルクに移住。好きな料理はたこ焼き。

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